御挨拶

清流の厳木川、その奥には天山をはじめ無限の体験が出来る山々が広がっているここ厳木に、私の幼児教育に携わった半世紀の経験を基礎とした理想的な幼児教育施設、幼保連携型 認定こども園厳木さくらんぼが完成しました。 

 

こども園は就学前の子どもたちが昼間の大半の時間を過ごし、はいはいから跳び箱・縄跳び・竹馬と人として0歳から6歳までの仲間と時間を共有する場所。

 

 こども園の全景を紹介しますと

 

①園庭は光や風を感ずる広い空間

➁園庭は四季を感じる落葉樹の色々な木々

③厳木の山から採取したきれいな真砂土の複数の築山

④園舎の周りは芝生を張り

⑤園舎と園庭は意図的に段差を付け立体的な空間を

➅木造の園舎

⑦屋根は暖色系の洋風の瓦葺き

⑧床はすべてヒノキの板

⑨広いホールは高い天井と無垢の杉板と和紙を張った壁面

⑩水道設備は給食室(市の水道)を除き天山山系のおいしい水の井戸水

 

などを配慮しました。 

 

ハードの面はほぼ理想に近い姿が整いました。 

 

ソフトの面は、30年前に出会った自然保育である「さくらさくらんぼ保育」をベースに保育を行っています。 多久の認定こども園さくらんぼで三十数年培った保育思想と保育技術を生かし、保育に当たります。 

 

本来、子どもは野山や海や川など、身近な自然を相手に遊ぶ中で身体を発達させ、精神的な満足感や充実感を得て育つ事が大切と考えます。自然環境の中で自由に遊び、共に学び、命の大切さ、仲良く協力しあい生きる知恵を培いながら、元気一杯に育って行くことを教育保育理念と考えています。 

 

園長はじめ職員一同、真の保育を求め、子どもらに向き合い、日々進化していきたいと願っています。

 

 

社会福祉法人さくら会 理事長 角田隆宣